ダイナ・サーチ、インク代表石塚しのぶが開発・提唱するコア・バリュー経営は、共通の目的(コア・パーパス)で働く人たちの心をひとつにし、共通の価値観(コア・バリュー)を基盤に各自が自律し、創造性を発揮して働くことを可能にする経営手法。
コア・バリュー経営の基本的な考え方や事例の数々を紹介しています。

成長企業が荒波を乗り越える、強靭さの根底にあるのは?-エアビーアンドビーの事例

スタートアップが生き残り、事業的にも組織的にも成熟していくまでの道は険しい。急速に成長しているスタートアップであればなおさらだ。・・・そんな時、堅固な企業文化と、価値観の共有によって培われた結束の強い組織があれば苦境を乗り越えられる。

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事業承継をスムーズにする「コア・バリュー経営」

二代目、三代目、あるいは四代目社長が事業を承継する際に直面する難題。会社の規模や、属している業界・市場の状況や財務の状況など、具体的な課題は会社によって異なるとは思いますが、誰もが抱えるジレンマのひとつに、「先人が築いてきた伝統を大切にしながら、自分なりのビジョンを描いて会社を刷新する」ことがあるのではないでしょうか・・・

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アマゾンを超越し続ける「ザッポス」という存在

今から10年くらい前のこと、私は、『ッポスの奇跡』という本を書いた。当時、アメリカのビジネス界に旋風を巻き起こしていた「ザッポス」という靴のネット通販会社の「企業文化戦略」についての本だ。アマゾンによる買収から11年。この間に、ザッポスのトニー・シェイは「ホラクラシー=セルフ・マネジメント」という新しい組織体制を導入し、称賛と同じくらいの批判も受けてきた。今日は、あらためてザッポスについてお話する。

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オンボーディング・プランのつくりかた

オンボーディングは、新入社員が新しい環境や役割に一刻も早く慣れ親しむことを助けるプロセスのことを指しますが、その重要性は見落とされがちです。・・・効果的なオンボーディングは会社によっても異なるため、すべてのケースにあてはまる「オンボーディングのやり方」は存在しませんが、早くからそれを考え始めることに価値がありそうです。

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会社の中の社会、社会の中の会社-コア・パーパスの重要性ー

ザッポス社CEOのトニー・シェイは、著書『Delivering Happiness』の中で、人が幸せを感じるために必要な条件のひとつとして「つながり」を挙げています。よく言われることですが、人間というのは社会的動物であり、機能的そして感情的な意味での「一人で生きていく」ことは不可能です。

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「リスク管理としての企業文化マネジメント」はもはや米ビジネス界の常識

ライドシェア・サービス大手のウーバーといえば、最高時の評価額が7兆円に及んだ史上最大規模のスタートアップ企業でしたが、2017年に元社員である女性エンジニアの告発ブログを受け、重鎮である経営・管理系の人材が大量に流出するなどの危機に直面しました。・・・一連の出来事を受けて、アメリカのビジネス界では、「リスク管理としての企業文化マネジメント」が論じられるようになっています。・・・

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社長自ら「実践」し、「熱く語る」ことがカギ:ディライト株式会社、出口社長に聞くコア・バリュー浸透のこだわり

ブライダル、飲食、写真スタジオ、そして最近ではホテル事業にも参入し、サービス業全般を手広く手掛けているディライト株式会社の出口哲也社長に、ディライトでのコア・バリュー経営の実践と今後の展望についてお話を伺いました。

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「石の上にも三年」:全員参画をめざす、マテックスのコア・バリュー経営のアプローチ

コア・バリューの制定から六年の節目を迎えたマテックス株式会社。東京池袋にある本社を訪問し、松本浩志代表取締役社長にお話を聞きました。
マテックスは関東一円で窓ガラスを扱っている卸売り会社。昭和三年創業で九十一年のたいへん長い歴史をもつ会社さんです・・・

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「やらされている」のではなく、「やりたいからやる」ことのパワー

ザッポスを初めて訪問したとき、私の心に何よりも強い印象を残したのは、コンタクトセンターで働く人たちの自信と誇りに満ち溢れた姿でした。

ただ電話を取るのが自分の仕事ではない。顧客にハッピーを届けること、そしてそれは世の中を良くする重要な仕事だ、ということを一人残らず全員が理解している、ということはコンタクトセンター内の空気からも明白でした。

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