コア・パーパスって何?
コア・パーパスとは、「中核となる目的」、言い換えれば「会社の存在意義」のことです。会社が「何のために存在するのか」を定義したもので、コア・バリュー(中核となる価値観)を定めるうえでの基本としての役割を果たします。
コア・パーパスの条件
コア・パーパスとは社会に対して価値を生み出すことが企業の存在目的であるという考え方に基づくものです。従って、コア・パーパスとは、「一兆円企業になる」とか「業界で一番になる」といった利己的なものではなく、他利(他者に向けた価値創造)の要素を含むものでなくてはなりません。
なぜコア・パーパスが必要になったのか?
- 人々の世界観や人生観がかつてとは大きく異なる時代になった
- 消費者にとって、モノの質が良く価格が安いだけではもはや買う理由にならない
- 働く人たちにとって、給料が貰えるだけではその会社で働く理由にならない
- その会社が私たちの生活を良くしてくれるのか、どんな価値を社会に与えるのかが明確に示されていることが必要