ダイナ・サーチ、インク代表石塚しのぶが開発・提唱するコア・バリュー経営は、共通の目的(コア・パーパス)で働く人たちの心をひとつにし、共通の価値観(コア・バリュー)を基盤に各自が自律し、創造性を発揮して働くことを可能にする経営手法。
コア・バリュー経営の基本的な考え方や事例の数々を紹介しています。

トニー・シェイとの思い出:第1回トニー・シェイとの出会いー経営戦略の柱は戦略的企業文化の構築

2020年11月27日、ザッポスの元CEOであり、その飛躍的な成長を率いたカリスマ経営者トニー・シェイ(Tony Hsieh)が逝去したという報せを受けた。火事による事故死。46歳の若さだった。8月にザッポスを電撃辞任し、『サンダンス映画祭』で知られるユタ州のパークシティで不動産を爆買いしているというニュースが数カ月にわたって報道されていた。ラスベガスのダウンタウンで試みたような、「ビジネス(起業)」と「カルチャー(文化)」と「ミュージック(音楽)」が融合する町づくりを構想しているという噂も聞かれ、また何か凡人には想像もつかないような刺激的な「こと」を起こしてくれるのだろうと期待していた矢先だった。

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コミュニティ(共同体)としての会社

「インターネット・エイジ」が進行するにつれて、企業が自らを「コミュニティ」として考えることが必要不可欠になってきています。パンデミックにより余儀なくされた「テレワーク/リモートワーク」。今後、「テレワーク/リモートワーク」のような働き方が「普通」になる時代が来るからこそ、「人と人とのつながり」や「共通のアイデンティティ」といった、「ソーシャル・キャピタル(社会資本)」を創出するためのグループとして、会社を捉えなおす必要性が生じていると思います。

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リモートワークでもコア・バリューが大活躍

米国でモバイル・アプリの開発を手掛ける企業が掲げる「リモートワークのコア・バリュー」を紹介します。皆さんの会社には、平時のコア・バリューが既に存在するかもしれません。しかし、「リモート・ワーク」という新しいチャレンジに直面する中で、それを会社のみんなで乗り切るための、「リモート・ワークのコア・バリュー」を定義して、皆で認識し、それに基づいて行動していくのも一案です。

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働く人の心に「やりがい」の焔を点すリーダーになるには-コア・パーパス、コア・バリューからの発想-

働く人の60%が自分の仕事に「意義」を求め、86%が会社は社会や自然に対し責任ある行動をとるべきだと信じています。しかし、自分の会社がそのような責任を果たしていると感じている人は少ないのが現状です。そして、残念ながらほとんどの会社がそれを見過ごしています。

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コア・パーパスをめぐる探求:会社の存在意義と、自分の日々の仕事との「接点」を考えてみる

企業がその存在意義を定義する「コア・パーパス」は、働く人の「働きがい」「やる気」や「誇り」につながり、組織の結束力を高めてくれるものです。「コア・パーパス」が効果を発揮するためには、日々の仕事において、働く人たちがそれを十分よく認識しておく必要があります。ここでは、米国の伝説のホテル・チェーンの事例を挙げながら取り組みかたについて紹介します。

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コア・バリューのパワーが企業力の源に ―マテックス株式会社松本浩志社長のスピーチを聴講して―

マテックス株式会社の松本浩志社長が、「全国社会保険労務士会連合会」主催のフォーラムで『コロナの向こうの職場づくり―企業文化づくりがキーワード』という題でスピーチをされました。その内容をご紹介します。

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従業員が語る4万2,000個の「パーパス・ストーリー」―KPMGの事例

会社のコア・パーパスを、日々の仕事に関連づけて話し合う機会を持つことが、働く人のエンゲージメントやロイヤルティや、モチベーションに大きな影響をもたらすことを表す事例を紹介します。会計事務所としては屈指のグローバル企業であるKPMGでは、会社のコア・パーパス(社会的存在意義)を再定義するために、全世界の従業員たちにひとつの質問を投げかけました・・

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コア・バリュー就活のススメ:価値観を共有できる会社を探すには

アメリカのあるビジネス・ニュース・メディアが「理想の職場を探すための三つのアドバイス」と題する記事を掲載していました。記事を読みながら、考えを整理してみました。以下に、『コア・バリュー就活のススメ』と題し四つのアドバイスにまとめています。

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筋を通す会社が支持される:パーパスや信条を貫くリーダーシップ

かつては「質の良い商品」をつくり、それが生活者の手に簡単に行き渡るように流通チャネルを整え、マス広告を通じてその機能を的確に説明して、ひとりでも多くの人の耳に届くようにすれば売れた。だが今日では、たとえば「サステナビリティ(環境・社会・経済の持続可能性)に配慮する企業から買うことが重要」と考える生活者が83%を占めている・・・

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パーパス・バイヤーの時代

今日、アメリカで最大の消費者層を形成する「ミレニアル世代(1980年から2000年の間に生まれた世代)」は、「パーパス・バイヤー(目的志向の購買者)」とも呼ばれる。彼らは、自らの信条に合致しないブランドは「買わない/乗り換える/ボイコットする」と、主張が極めてはっきりしている。こういった新しいタイプの消費者の存在が、企業(マーケター)の常識を覆し、「ブランディング」の考え方やアプローチの刷新を迫っている。

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