コア・バリューのつくりかた

アメリカの「スモール・ジャイアンツ（小さくても偉大な会社）」の間では、会社の「コア・バリュー（中核となる価値観）」を定めていることが常識になっています。また、コア・バリューを基盤として独自の企業文化を築き、戦略的な優位性の糧としたザッポスのような会社の事例に倣い、エアビーアンドビーやフェイスブック、ウーバーなどの注目企業がコア・バリューや企業文化の重要性に言及してきたことから、もはや、シリコンバレーの投資家までもが、スタートアップ企業の成長潜在性を評価する指標として、その会社がコア・バリュー／企業文化にどれだけ注力しているかに注目するようになっています。

コア・バリューとは「中核となる価値観」。企業が「最も大切にしている／妥協できない価値観」として社内の従業員や社外のパートナーと共有したい／共有すべきと考えるものです。コア・バリューを社内の大多数が共有し、日々、実践していくことで、独自性溢れる堅固なアイデンティティ／企業文化が築かれます。また、ルールで従業員の一挙一動を統制するのではなく、コア・バリューに基づき個々の従業員が自ら考え、自らの裁量で意思決定を下し、行動することを可能にし、市場や顧客の要望にスピーディに対応し、イノベーションを次々と起こしていく会社をつくります。

本セミナーでは、

• コア・バリューとは何か
• なぜ企業経営にコア・バリューが必要なのか
• 良いコア・バリューに必要な要素とは
• コア・バリューの策定にあたっての考慮点

などを学びます。

また、ワークショップでは、演習やグループ・ディスカッションなどを通して、いかに「自社にふさわしいコア・バリュー」を引き出すかをシミュレーションします。

「うちの会社でもコア・バリューをつくってみたい！」と考えている企業様の経営者・リーダー層にお薦めの一日集中型セミナー＆ワークショップです。

＊本セミナーは、「コア・パーパスのつくりかた」と併せて受講されることをお勧めしています。