本記事は、コア・バリュー経営協会会員向け記事として作成されたものです（2016年11月28日）。
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コア・バリュー経営における営業マンの雇い方
会社のコア・バリューに則った営業組織をつくろうとどんなに努力しても、新しく採用する人が会社のコア・バリューに合っていなければどうしようもありません。
この記事では、営業担当者の採用プロセスに、いかにコア・バリューを導入するか、そのアイデアを提供します。
具体的には、スクリーニングや採用面接のプロセスに、コア・バリューに基づく質問を導入することです。ねらいは、典型的な採用面接の特徴である営業の職務経験や技能の話題から離れ、その人のもつ価値観や姿勢に注意を向けることです。
以下の12の質問事項は単なる例にすぎません。これを書き直したり、調整を加えたり、これを土台に貴社なりのものを新たにつくられてもいいと思います。
■ 営業職（仕事）をしていて一番良かったなと思ったのは__________時です。
■ 私が営業職（仕事）で最も大きな影響を受けたのは＿＿＿＿＿さんです。その理由は＿＿＿＿＿です。
■ 私が営業職（仕事）で受けたアドバイスの中で、最も参考になったと思うのは＿＿＿＿＿です。それは＿＿＿＿＿だからです。
■ 運命を左右することができるとしたら、＿＿＿＿＿します。その理由は＿＿＿＿＿です。
■ 営業職（仕事）をしていて最も誇りに思ったのは＿＿＿＿＿時です。
■ 顧客から苦情があった時、真っ先に思うのは＿＿＿＿＿です。
■ 営業職（仕事）を始めた頃に今あるような経験／知識があったとしたら、もっと力を注いだことは＿＿＿＿＿です。そんなに力を注がなかったと思うことは、＿＿＿＿＿です。
■ 十代の時以来、私の優先順位はかなり変わったと思います。以前は、＿＿＿＿＿に最も重きを置いていましたが、今は、＿＿＿＿＿を一番大切にしています。
■ 仕事上で犯した失敗で最も後悔しているのは、＿＿＿＿＿です。もし、時間をさかのぼってもう一度やり直せるとしたなら、＿＿＿＿＿します。
■ 自分のモチベーションを上げたい時は、＿＿＿＿＿します。
■ 自分の倫理感に反するようなことを強いられそうになったのは、＿＿＿＿＿時です。それには次のように対処しました。＿＿＿＿＿
■ 私の人生の目標をひとつあげるとすると＿＿＿＿＿です。それが私にとって大切な理由は＿＿＿＿＿からです。
面接の前にでも、30分ほど時間をつくり、この質問シートに取り組んでもらったらいいかもしれません。そして、面接官は、その答えを一読したうえで、面接に臨むのもいいかと思います。候補者の「人となり」や、その人がもつ人生の目標や価値観について、より理解を深めることができるでしょう。
（注：この記事は、米スモール・ジャイアンツ・コミュニティによるインタビュー記事に基づき、ダイナ・サーチが独自の視点や見解を加えて作成したものです）
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